| 技法 | ファイアンス |
| サイン | 各台座にサイン |
| サイズ | 各 / each : h42.0×w25.0×d19.0 cm |
| 制作年 | cir. 1870 |
| 鑑定書 | 西洋美術商協同組合鑑定書付 |
| 文献 | 類似作品掲載 : Philippe Garner, Emile Gallé, 1976, p. 63 Editions de la Réunion des musées nationaux, Gallé, 1985, p. 91 |
エミール・ガレといえばガラス作品だけでなく、ファイアンスと呼ばれる軟質施釉陶器でも多数の傑作を残している。ファイアンスとは、繊細な淡黄色の土の上に錫釉をかけた陶磁器で、ガレの父であるシャルルはガラス器だけでなく陶器の製作もしていた。その流れでガレ自身も陶器作品を手掛けるようになり、1878年のパリ万博、1884年のパリ装飾美術展、1889年のパリ万博などで革新的な作品を発表。胎土や釉薬の改良を重ね、独創的な装飾が施された作品群は、高く評価をされた。
本作品は、ロレーヌ地方の伝統的なライオンの燭台を青の染付で仕上げたペア作品。同型作品が1884年の装飾美術中央連盟展に出品されているなど、ガレの陶磁器作品の中でも代表的な作品のひとつといえる。